どうもたいぞうです。
こんな人に見て欲しい
仕事では、コミュニケーションを通じて物事を形にしていきます。
コミュニケーションの質によって、物事の進み具合や結果が変わっていきます。
出来る事なら、成果を最大化させたい!誰でもそう思いますよね?
その為には、最低限心がけておかなければならない事があり、最低限の事が出来れば、成果を出す為に周りをコントロールして、チームワークを発揮して成果をが出せるようになります。
例え今、成果が出なくても焦らずに、目の前のやるべきことをしっかりやっていき、やがて来るチャンスに最大のパフォーマンスが出来るようにしましょう。

では、あなたが抱えている問題は何なのでしょうか?
問題の8割が対人関係によるもの
今あなたは仕事上、沢山の問題を抱えていると思います。
特に仕事では上司、部下、同僚とコミュニケーションを取って仕事を進めていかなければなりません。
チームで仕事をしているのなら、なおさらコミュニケーションを取る事が重要であり、コミュニケーション次第であなたの仕事の成果が決まってしまうのです。
伝え方ひとつで全てが決まってしまうというのは大袈裟かもしませんが、その後の展開に大きく左右されてしまう程大きな影響力があります。
その為、あなたのコミュニケーションが正しいもので、情報が正しいものだという信頼があれば、相手の行動を決定させてしまう事もできるのです。

⓵結論ジャンプしていないか?
仕事上、時間がない中で、相手の時間を割いてもらい打ち合わせや商談になります。相手の事を考えると、一刻もはやく結論を出して同期を取りたいところです。
その事が先行してしまい、コミュニケーションも配慮なく、結論へと急いでしまいます。
これでは、後に大変な事になります。
例えば、風が吹けば桶屋が儲かるという諺がありますが、結論は桶屋が儲かったという事実。
そして、理由は風が吹いたから。・・・?
納得しますか?
しませんよね?
風が吹けば桶屋が儲かるのは何かおかしいです。理由は風が吹く以外にありそうですね。
桶屋が儲かるという結論から、風が吹くという現象にジャンプしていて、結論に至る経緯が説明されていない事になります。
結論ジャンプのいい例です。
詳しく解説していきますが、話の時系列はこうなります。
風が吹いた→目に入る→失明する→仕事が出来なくなり、生計を立てるために歌い手に転職→三味線を買う→三味線に猫の皮が使われている→ネズミが増えて、風呂屋の受けをかじる→桶の需要が増える→桶屋が儲かる
しかし、まだおかしな点があります。
この諺の作られた時代と現代ではミスマッチという事です。
例えば、風が吹いたら目に入り失明する事はほとんど考えられませんし、失明をした後に生計を立てるのに歌い手になる。その手段が三味線かというと、納得感が薄れます。
と今の時代に照らして考えると不自然な部分がありますが、
話の流れ方は、何故桶屋が儲かるか?という事でした。
それに対しての説明としては、わかりやすい例題でしたね。
大事なポイントは、結論は始めに話すこと。
結論と結びつきの見えない理由を伝えては相手が混乱してしまいます。
なので、それが何故かを時系列に沿って、簡潔に伝えるようにする事が大事なのです。

⓶事実と推測は分ける
上司や仲間に報告し開ければならない時に、事実と推測をぐちゃぐちゃに報告してしまうケースがあります。
結果、聞き手はあなたの推測の話をうのみにしてしまい、行動に移してしまって大きな損失を生むことになりかねません。
安易とまでは言いませんが、推測が相手に間違って伝わり、周りに迷惑をかけた。そんな経験も1度や2度はあるでしょう。
ではどのように話を進めていく事が出来れば良いのでしょうか?
ある会社での上司と部下のやり取りを例題に確認していきましょう。
上司:ところで、A社がでてくるという製品だけども、どのくらい価格になりそうか見当ついた?
部下:A社の製品は新機構でコストダウンが可能と思いますし、思いきって安く出てくるという噂です。
上司:思いますって、君が思うの?それともほかの誰かが思うの?安く出てくるって何か情報を手に入れたのか?
部下:競争も激しいですし、思い切った価格もありで、16万と見ています。
上司:うーん。だから、どうして?
上司と部下の会話は成立していません。
事実と推測が混ざってしまい、会話がかみ合わなくなっています。
この場合、事実と推測を分けて話を展開する事で相手(上司)の理解度が変わります。
上司:ところで、A社が出している製品だけれども、どのくらいの価格になるか見当ついた?
部下:18万以下と思います。製品仕様と価格環境の要因の2つの面から考えてです。
上司:ほうほう、理由を聞こうか
部下:事実を述べますと、製品仕様はA社が新機構を採用してくることはわかっています。その場合、製造原価が10%程度下がるとうちの設計部の者が想定しています。そこだけ考えると現行の10%引きで、18万です。
上司:なるほど
部下:しかし、A社の新機構は共用部品を使ってまして、作れば作るほど、コストが安くなります。採取的にはあと10%下げる事も可能と推定できます。競争も激しくなってきますし、私見では、はじめから16万円台での設定もありそうです。
上司:なるほど、すでにうちの製品が18万台だから、勝つためには16万円台もありえるな。
いかがでしょうか?
事実を伝えた上で、自分の推測や提案を伝える事によって、話や議論がきちんと展開されていく事がわかります。
事実に対する検証が曖昧だったり、推測どうしで議論を重ねても建設的に話が進まず無駄な時間を過ごすことになります。

気を付けたい水掛け論
合わせて気をつけたいのは推測の上で議論を展開する水掛け論。
お前がやった、やっていない等、子供の喧嘩のようにも聞こえる水掛け論ですが、仕事の現場ではよく自己肯定、自己防衛の為に、この論議がなされることもあります。
しかし、その結果がでていない事にや物事が進んでいない事に責任がある上司は、推測で誰かに目星をつけて調査したりします。
そのやり取りがやった、やらないになり、憶測の上で議論がなされていくのです。
憶測は意見や推測の上でのことなので、この場合議論が持ちかけられた場合は、結論を出したいのであれば、事実を取りにいく事が解決の第一歩です。
最後に・・・
最近では、核家族やSNSにより人とコミュニケーションを取る機会が減り、形が変わってきています。
仕事上でも、私生活でも人とコミュニケーションを円滑にして、楽しみを共有する事が生きる潤滑油としてとても重要だと理解していますが。
日々の積み重ねが議論の場にも当然現れますし、問題解決の機会にも本領発揮されます。
私たちは楽しみながらいかに仕事をする事が出来るか、を試されているように最近特に感じます。
苦手な事を楽しんで、自分の思考に限界を決めずに進んでいく事が一番の問題解決になると考えてますので、是非一緒に現状を打破してよりよい未来にできたらと思います。
最後に伝え方スピーチ編もあるので、気になる方はチェックしてください
それでは!
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