どうもたいぞうです。
こんな人に読んでもらいたい
⓵スピーチでうまく話せない方 ⓶スピーチをする予定が立ったがどうしていいか分からない方 ⓷スピーチをもっとうまくするために心がけるべきこと
私たちは仕事を通じて沢山の人と関わり、周りからの後押しもあって人の前で話をする事が増えてきます。
人の前で話す機会が少ない人は、せっかくスピーチをしたのに失敗すると、トラウマになって人前で話す事、スピーチする事に苦手意識を持つことになるでしょう。
そんな苦手意識を解消しようと試みたテレビや動画。
流暢に話す有名人や学校の先生、著名人などがたくさん出てきます。
しかし、そんな百戦錬磨の方々と1,2回程度人の前で話した人とでは、天秤にかけた時に同じようなパフォーマンスでできるとは、とても考えられません。
同じようなパフォーマンスは確かにできないのかもしれませんが、恐れ多しと尻込みをしてしまう、あるいはうまく話さないといけないと、自分のハードルを勝手にあげてしまい緊張してしまうことは、スピーチを成功させていくためには、排除していかなければならないステップになります。
それでは、排除していかなければならないスピーチの苦手意識はどのようにして克服していけば良いのでしょうか??
実際にスピーチでうまく話せない方々の為に、一緒に解説していきましょう!!
①事前準備足りていますか?
スピーチでうまく話せない方は、以下のいくつかの問題に陥ってはいないでしょうか?
ⅰ準備不足
ⅱ情報不足
ⅲ自信不足
この3つの不足を補う事でスピーチで話すことに、苦手意識を持つという事の大体は解決されていきます。解決されていきますが、そもそもうまく話す事は本当に必要なのでしょうか??
そのあたりを確認していきましょう。
何故、うまく話すことができないのか?
スピーチに失敗しない為に、そもそもうまく話す事とは必要なのか?
という事ですが、それに関して1つ質問をします。
A・あなたはうまく話がしたいですか?
B・それとも話している相手に正しく伝わって欲しいですか?
いかがでしょうか?
どちらが正解か。という質問ではないのですが、スピーチの事前準備として考え方を明確にしておくことは、一貫性を持たせる意味でもとても重要です。
そもそも話が上手い人は、自分の話し方を持っていて、相手の様子を見ながら話を進めることが出来ます。
リアクションに目を向け、理解しているのか、退屈に感じていないのか、聞き手を見ながら論調を変えたりして聞き取りやすくしています。
しかし、はじめはそんな余裕なんて当然ありません。
ですので、せめて流暢に話せるようにと考えるよりも、聞き手側に回った時にうまく伝わっているかどうかという視点で、準備ができるようにしましょう。
聞き手の気持ちになって、事前準備をしよう!!
⓶どんな準備が必要なのか?
スピーチでうまく話せない人は、事前準備が足りていないという話を1つ前の項目では解説していきました。
しかし準備はしたものの当日緊張しまくってしまい、頭が真っ白になったり、相手にあまり伝えたい内容が伝わりきれてなかったり、スピーチ後の相手側の反応とこちらのイメージしていたものが全く違った。
という事もあります。
そうならないようにするためには、どのような事前準備が必要なのでしょうか?
それらを解説していきます。
上手く話す為には、どのような事前準備が必要なのか?
話す内容を決める事。これは当たり前すぎる事なので省きます。
誰に伝えたいのか?何がどのように伝わって欲しいのか?
これを考える事はとても大事です。それは結婚のスピーチであれば私と友人の1番の思い出だったり、仕事の朝礼であれば部下に達成してほしい水準、本日のゴールを共有したり。
伝えたい人が誰で、内容はどういった事なのかがおおまかに頭の中にイメージ出来たらやる事。
それは、話の定型をはじめに決めてしまう事です。
話の定型とは大方の流れを作る事で、よくある、よく聞くものでまとめていきます。
よくある一例
ⅰ結論→理由→具体例
ⅱ起承転結
ⅲ自己紹介→結論→背景→思想→手段→結論に戻る
※ⅲは私が大事にしている事なのであまり聞きなれていないかもしれません。
まず始めは忠実に、当てはめていくことが大事です。
例えば、結論→理由→具体例にはめていくと・・・
今日は売上目標の10%上乗せの110%を実現させたいと思います。(結論)→今季、売上絶好調で先週から気温も上昇してきたので、昨日も同水準で目標クリアできました。(理由)→昨日特に売れていた○○は、本日2倍仕入れてきたので、皆さんの呼び込みで売り込み強化して本日売上110%を実現させていきましょう!!(具体例)
となります。
もう一つのアドバイスは、5W1Hが組み込まれてるか?です。
これも相手に伝える時に必要な情報になります。
When(いつ?)
Where(どこで?)
Who(誰が?)
What(何を?)
Why(なぜ?)
How(どのように?)
これが組み込まれていないスピーチには必ずどこかで?が付き、逆に入っているスピーチは聞き手はスッと頭の中に入っていきます。
始めは本当に堅苦しく感じてしまい、全てを組み込むことが難しいのかもしれませんが、一つ一つ丁寧に組み込んでスピーチ内容を組み込んでいけば自信にもつながり、最低限伝わらないという事を防ぐ事になります。
話の内容が決まったら定型文に当てはめて5W1Hで作ってみよう!!
⓷もっとうまく伝えるための方法
改めてスピーチを学び、基礎から解説してきました。
ここまでお伝えした事を実施してきたのならば、人前で話す事に必要なものの基本が整いました。
スピーチとは相手に伝わる事。
そこで最後になりますが、さらなる高みを目指すためのアドバイスを2つ紹介して締めくくていきます。
ボディランゲージがついてきているか?
話が上手い人は、聞き手がまるで自分の事かのようにありありと描写を聞き手の中に描きます。
描かされるというのが正しいのかもしれませんね。
でもそんな事ができるスピーカーは、相手に伝える為、伝わる為に事前準備が沢山の情報や仮説を立てて結論の元で話を組み立てていきます。
だから堂々としているし、時には危機を訴えるとような強い口調でスピーチができるのです。
そしてその真意を伝えたいと思うあまり、感情的になり、身振り、手振りののボディランゲージがスピーチにくっついてくるのです。
メラビアンの法則をご存知でしょうか?
メッセージに込められた意味・内容の伝達の際に占める割合が違う。彼によれば、これらの要素が矛盾した内容を送っている状況下において、言葉がメッセージ伝達に占める割合は7 %、声のトーンや口調は38 %、ボディーランゲージは55 %であった。
効果的で意義のあるコミュニケーションをするためには、これら三つのメッセージ要素が、メッセージの意味を正しく伝えるように互いに支えあう必要がある。つまり三つの要素は一致する必要がある。しかし要素間に不一致・矛盾が発生した場合は、メッセージの受け手は異なる回路から異なる伝言を受け取り、異なる情報を与えられるため、不快な思いをすることとなる。 メラビアンの法則より引用
人はボディランゲージで55%の印象が決まってしまうのです。
話の内容よりも半分以上が、体で表現した事に記憶が止まるということになります。ちょっと複雑でもありますね。
しかし伝わるというのは、そういう事だという理解も必要です。
聞き手とは、どこか解釈にズレが出てきますので、スピーチ側の意図ができるだけ伝わるようにしていかないといけませんし、工夫次第でいくらでも何とでもなるものです。
伝えたいという意思が強ければ、話の流れや基礎、応用はあるものの間違いなく伝わりますので、最後は気持ちと誠意を伝えるようにしていきましょう。
私がスピーチをするときに参考にしているもの
・TED、youtube
・講演会、サロン
・本
最後に
スピーチを失敗しない為という事で記事を進めてきました。
あなたはこれからスピーチをする事になるのですが、上記の事を参考にして自分の定型を確立した時に、新たなステージが開けて人前で話すことがとても楽しくなって頂けると、とても嬉しいです。
スピーチが終わった後、会場の全員がスタンディングオベーションをしてくれた時の爽快感を是非味わってほしいと思います。
その為には、ひとつづつステップをクリアしていく事が一番の近道です。
スピーチを楽しめる事が出来たら、それはもう1つステージをクリアした事を意味します。
どうか肩の力を抜いてスピーチが楽しめるように応援しております!!
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